カノジョも彼女 ネタバレ 第26話〜第30話
主人公、ナオヤは高校1年生。ずっと好きだった咲に告白し、彼女になってもらうことに成功。幸せの絶頂にいた。しかし、そんなナオヤに美少女・渚が声をかける。彼女はいきなり、ナオヤに付き合ってほしいと告白を迫るのだった。渚のあまりのいい人ぶりに心が揺れるナオヤは、ある決断をする…!!まさかの選択から始まる、ネオスタンダードラブコメ!!
第26話
彼女以外の子にキスをされた結果
咲も渚もまだだった直也とのファーストキスをミリカに奪われ、二人は抜け殻のようになっていました。
…キスする?と恐る恐る提案しますが、そんな気分じゃない二人には却下されます。
ミリカとのキスよりも、自分達がドキドキする最高のタイミングでキスするからね!と二人は直也に宣言するのです。
それを聞いた直也は、改めて二人が好きだ!と真剣にいいました。
そして、初めてのデートをするために温泉旅行に行くことにしたのです…。
第27話
温泉楽しみ
学校が終わり、3人は旅行に必要なものを揃えるために買い出しに行くことにしました。
咲と渚は直也との距離を縮めようと思っていましたが、二人が同時に「ブレスケア」を手に取った時にバレてしまいます。
ファーストキスをミリカに奪われたショックを思い出し、咲が可哀そうになった渚は、旅行中はサポート役に回ることを咲と約束しました。
買い物が終わり、楽しげに帰る3人をつけていたミリカ。
もちろん彼女も旅行に行く気です。
一方、咲の友達・紫乃も二股疑惑を確かめるために動き始めるのでした…。
第28話
非日常だからできること
おしゃれをした咲と渚はそれぞれの決意を胸に秘めつつ、いよいよ楽しみにしていた温泉旅行にでかけることになりました!
玄関で直也をせかす2人の姿は久しぶりにおめかしをしたのか、女の子らしいかわいい姿です。
「2人とも・・・めちゃくちゃかわいい!」
思わずそう伝えてくれた直也に咲も渚も顔を赤くするのでした・・・
3人は電車に乗り、目的地である箱根湯本まで向かい合って座っています。
車内で直也は「こんなにも魅力的な2人と温泉旅行に行けるなんて・・・」と感動した様子でした。
そんな直也に呆れる渚と咲ですが、直也はいいます。
「油断してキスされた俺を咎めず、関係を続けてくれてありがとう」
そうしみじみと喋る直也は、突然目を見開くと2人に向かって熱く叫び出しました!
「ミリカさんが諦めたくなるほどに2人とラブラブになってみせる!」
電車内でそう叫んだ直也に、他の乗客は釘付けになってしまい、咲と渚は慌てましたが・・・
直也は全く気にもせず、それどころか慌てる2人をみて「もしかして俺のこときらいになった!?」とショックを受けたような表情に・・・
ザワザワと周囲の乗客たちにみつめられ、恥ずかしさのあまり赤面しながら咲と渚は「好きですけど・・・」とつぶやくのでした。
「て、てか私だってミリカには負けてられないし、この旅行で直也とのことめちゃくちゃがんばるから!」
そう決意を言葉にした咲に、直也は嬉しそうに頬を染めます。
いい雰囲気になってきたところで電車は箱根湯本へと到着しました!
咲と渚は早く電車から下りようとしますが、そこで直也がそうだ!と叫びます。
「旅行中なら知り合いの目を気にせず、2人との仲を深めるためにできることがある!」
そう言い出した直也は、改札をくぐってから突然咲と渚の手をとりました。
2人の間に挟まれるようにして、2人と手を繋いだ直也・・・
明らかにおかしな光景に、駅にいる人たちは遠巻きになりながらも3人を見つめています・・・
異様な状態に嫌がる咲と恥ずかしがる渚ですが、直也は手を振り解かせません。
普段は二股のことを隠そうと手を繋ぐこともできなかったから・・・
「旅の恥はかきすてだよ!」
そういわれた2人は、納得はいっていないものの、手を繋ぐ行為自体は嫌ではないので結局おかしな3人組のまま宿へとむかって歩いていくのでした・・・
手を繋いでいるとドキドキする!と嬉しそうな直也に咲も渚も照れてしまいます。
「さあ!もうすぐ旅館につくよ!」
そういって2人を引っ張っていこうとする直也でしたが、3人の目の前に1組のカップルが歩いていました。
そのカップルは肩を抱き合いながらなんだか親密な雰囲気です。
そして、直也と咲はハッとしました!
「頑張るってそういうこと!?」
直也の言葉に反射的に違う!と否定した咲でしたが、キスの先にもし行ってしまってもちょっとだけなら・・・と顔を真っ赤にしながらつぶやきます。
咲の言葉を聞いてから、3人の間には妙な雰囲気が流れてしまい、そのままだまって旅館まで歩いていくこととなりました。
なんとかついた旅館の前、さあ入ろう!という時に・・・
「やっとついたか!」
そういって直也の腕に飛びついてきたのはミリカでした!
「まさかついてきたわけ!?」
そう叫んだ咲に、ミリカは当たり前だろ!と叫びますが・・・
そんな直也たちに遠慮しながらも声をかけてくる女性がもう1人いました・・・
「サキサキ・・・やっぱり水瀬さんも一緒に来たんだ・・・」
そこにいたのは、クラスメイトの紫乃でした!
彼女は眉間にシワを寄せながら、疑わしげに直也と渚を見つめています。
「二股・・・されてるんでしょ?」
紫乃の言葉に驚く一行!
波乱の温泉旅行の幕開けです・・・!
第29話
私は大丈夫ですので
「向井くん、二股してるでしょ?」
旅館の前でそう話しかけてきたのはクラスメイトの紫乃でした・・・
咲はどうしたらいい?!とブルブルと震えながら冷や汗をだらだらと流しています。
直也と咲を見た渚は、ある作戦を思いついたようでとっさにミリカの腕を取りました。
「私は理香さんと一緒にきたんです!」
咲と直也とはたまたま出会っただけだ、そう渚はいいます。
当然ミリカはなにを言っているんだこいつはと反論しようとしましたが・・・
「話し合わせてくれたらミーチューバーミリカが学校にいることバラしませんから」
渚はミリカにそう囁くと、自分のスマートフォンを取り出しミリカの投稿している動画をうつしだします!
紫乃に、クラスメイト達にミーチュバーであることを隠していたいミリカはすぐに頷きました。
「一緒にきたよな!渚!」
ミリカはそう必死の表情で叫ぶと、渚と一緒に旅館へと入っていってしまうのでした・・・
焦る直也と咲ですが、せっかくの渚の努力を無駄にはできません!
「オレたちも行こうか!」
直也は咲にそういうと、さっさと旅館の中へと入ってしまおうとします。
そんな2人の後ろ姿に紫乃はなんとか声をかけようとしました。
「サキサキ!私ここに泊まるからまたあとで話そう!」
友人のそんな声を、咲は「時間があれば!」と受け流してなんとかその場から逃げ出すことに成功したのでした・・・
宿泊する部屋へとなんとかやってきた咲と直也は疲れ果てた様子で「なんでこんなことに・・・」と頭を抱えます。
こうなったら正直に話したほうがいいのでは、という直也に咲はそうだけど・・・と言葉をつまらせました。
そんな2人に渚からLINEが届きます。
「私と会ってるところを紫乃さんに見られたらごまかしにくいですし、ミリカさんを見張るので、この旅行は2人で楽しんでください」
その健気な文面をみた直也は、このままではいけない!と叫びます!
その頃、ミリカと同室となった渚は部屋に備え付けの露天風呂へと2人で入っていました。
「あいつだれなんだよ・・・」
紫乃のことを同じ学校の生徒であるとしか知らないミリカは、突然の乱入者にイライラしながら湯船につかります。
なんだかんだゆっくりと温泉を満喫しようとしていた2人の元に、突然ガタガタという物音が響きました・・・
そしてあらわれたのは・・・壁を乗り越えてやってきた直也です!
「さあ!行こう!」
直也は裸の渚に手を伸ばしついてくるようにいいます。
「ぎゃー!直也!?」
驚くミリカと渚には一切動じず、直也はズンズンと裸の渚へと近づいて行きました・・・
普通に2人の部屋にいけば紫乃に怪しまれる可能性がある・・・そうかんがえた直也はなんと窓から屋根を伝ってこの部屋まできたのです!
「3人で来た旅行なんだし3人で楽しまなきゃ意味がないよ!」
そう言って渚を連れ戻そうとする直也でしたが、渚は自分は今裸なんですよ!と叫びました。
それでも引かない直也は、渚が大切だから!と叫び彼女の手を取ろうとします・・・
一瞬ときめきかけた渚でしたが、この旅行では咲のアシストに努めようと決めたことを思い出し、なんとか直也を振り払おうとしました。
そんな渚を直也は「オレは水瀬さんと一緒にいたい!」といって窓ガラスに押し付けてしまいます・・・!
裸の自分を直也に見られているという恥ずかしさに、渚はその場にへたりこんでしまいました。
直也の顔が近づいていくるため、慌てた渚はタオルをおしつけて部屋へと駆け込んでしまいます!
そして、カーテンを閉めると急いで服を着て「私のことは大丈夫ですから!」と言って走り去ってしまいました!
鍵をかけられてしまい追いかけることもできない直也は、水瀬さん・・・とつぶやきガラスの向こうを覗き込もうとしますが・・・
そんな直也の首根っこを掴み、温泉へとひっぱりおとす人影がいました!
「私の目の前でいちゃつきやがって・・・でもこれチャンスだな!」
そう言って直也の上にまたがってきたのはミリカです!
「誘惑してやるぞ!直也!」
ミリカはそういうと、体に巻きつけていたタオルに手をかけました・・・!
第30話
二人きり5分間
ミリカによって露天風呂へいれられた直也に、ミリカは笑顔で迫ってきます!
「2人っきりになれたし・・・誘惑してやる!」
自分に夢中にさせてやる!そういってミリカは体をタオルでかくしながら直也ににじりよっていきました・・・
焦った直也は「まさか胸を見せたり触らせたり!?」と驚きます!
それを聞いたミリカは顔を真っ赤にして「そういうことは付き合ってから!!」と叫びました。
そんな恥ずかしいことできるわけないというミリカは、ただ谷間を見せつけて話をするだけといいます。
それをきいた直也は「キスはしたのに?」と素朴な疑問をつぶやきました。
あれは特例だ、と返したミリカでしたが、すぐに何かを思いついたのか嬉しそうに叫びます!
「どうだったんだよ!キス!私のことが頭から離れなくなっただろ!?」
自分はキスのことを思い出して度々ドキドキしていたこともあり、直也もそうだったんじゃないか?と迫るミリカでしたが・・・
直也は「驚いたけど・・・」というだけで特にそれ以上の感情はなさそうです。
その事実に驚くミリカはがっくりと項垂れ、私のファーストキスが驚かせるだけ・・・とショックを受けていました。
その隙をついて渚を探しに行こうとする直也ですが、ミリカはまだ直也をひきとめます。
「直也!話をしよう!」
ミリカは誘惑しないから自分を知るために話をして欲しいと直也に言いました。
まずは自分について直也が知ってくれないと何も始まらない・・・!そう訴えかけてくるミリカに、それでも直也は渚を探さないと・・・といいます。
どうやってもひきとめられないと焦ったミリカは、タオル一枚という薄着で直也の背中にしがみつきました!
「ちょっとくらいいいだろ・・・?今度直也のいうことなんでもきくから・・・」
ミリカにそういわれた直也は”なんでも言うことを聞く”という言葉をきき意を決して振り返ります。
「じゃあ5分でいい?」
たった5分という言葉に、ミリカは自分のなんでもお願いを聞くが5分!?と驚きましたが、その条件を飲みました。
直也はスマホのタイマーをセットし、露天風呂へと入ります。
嬉しそうに笑ったミリカは、早速とばかりに自分の自己紹介を今更しながら直也にも同じ質問をしました。
「私が嫌いなものは学校とアンチとパパかな・・・!直也は!?」
ミリカのマシンガントークは止まりませんが、その間にも直也は真剣に答えてくれ、その答えを聞いてさらにミリカはときめいてしまいます。
ミリカは自分の夢を語ったあと直也にも夢をききました。
直也は自分のゆめは咲と渚を幸せにすることだと語り、それをきいたミリカはぐっ・・・!と眉間にシワを寄せます・・・
焦ったミリカは一生懸命に自分の家族構成や暇つぶしの話なんかをはじめました。
そして、最近はミーチューブのキャンプ動画が人気で・・・と口にすると直也が思わぬ言葉を口にします。
「知ってるよ、ミリカさんの動画よくみてるから」
その言葉に、ミリカは驚きました。
今までの自分の態度を受けて、それでも自分の動画を見てくれるなんて信じられない!といいますが、直也は不思議そうです。
「ミリカさんの動画、面白いから」
直也の言葉にミリカは赤面し、ありがと・・・といったあと、満面の笑みで直也にこういいました。
「直也と話せてすごく楽しい!」
その笑顔に直也は初めてミリカに頬をそめます。
良い雰囲気となりかけたところで、スマホのアラームが鳴り響き、ミリカは口惜しそうにしながらも露天風呂を飛び出しました。
「ほら、もういいぞ、とっとといけ!」
ミリカの言葉を聞いた直也は、元来た道を戻るようにして露天風呂の壁を登って屋根伝いに渚の姿を探そうとします。
屋根の上を走る直也でしたが、露天風呂に着衣でつかったのがよくなかったのか靴下がしめりすべりおちてしまいました!
落ちたさきはなんと紫乃の露天風呂がある場所で・・・!?
裸の紫乃と遭遇してしまった直也は硬直します!
カノジョも彼女 ネタバレ 第21話〜第25話
主人公、ナオヤは高校1年生。ずっと好きだった咲に告白し、彼女になってもらうことに成功。幸せの絶頂にいた。しかし、そんなナオヤに美少女・渚が声をかける。彼女はいきなり、ナオヤに付き合ってほしいと告白を迫るのだった。渚のあまりのいい人ぶりに心が揺れるナオヤは、ある決断をする…!!まさかの選択から始まる、ネオスタンダードラブコメ!!
第21話
そばにいて
直也の事が気になっているミリカは、よく教室に訪ねてくるようになりました。
それが面白くない咲は、直也を必死にガードします。
…咲ちゃんが寂しがっている!と感じた直也は、授業中も咲のそばから離れようとしません。
体育の授業前になり、着替えるタイミングで直也とイチャつこうと宣言したミリカ。
咲は直也から離れたくない!と言って、直也を必死に引き留めます。
その後、渚の協力もあって無事に着替えを済ますことができたのでした。
第22話
抱いてやれ
家に帰り、教室で直也に抱きしめられたことを思い出す咲。
渚は、いいな…と羨ましそうにつぶやきました。
ちょっと余裕の咲は、抱きしめてもらうくらいなら許可するわ!と言って直也を呼びました。
咲の目の前で抱き合う二人を見ていると、なんだかドキドキしてきます。
これって、寝取られ趣味ってやつ!?と動揺してしまいます。
さらにアヤシイ雰囲気には耐え切れず、咲は直也にグーパンチをお見舞いするのでした…。
第23話
どう見ても好き
直也が気になるミリカは、下校中にも顔を見せるようになりました。
家に帰ると、俺ってミリカに好かれてる…?と二人に聞く直也。
3股関係を阻止するため、咲と渚は誤魔化すことにしました。
顔がしょっちゅう赤くなるのは何でだ?という問いに、発情期なの!と嘘をつく咲。
正直な直也は、その答えに納得したのでした。
翌日、直也はミリカに「俺の事好きなんだと勘違いしていてゴメン…」と謝ったのです。
第24話
ツンのデレがバレ
なんでバレたんだ!?と顔を真っ赤にしたミリカ。
その表情がもしかして…と勘違いしていたんだと直也は言いました。
発情期なんだよね!と咲の嘘を真に受けている直也に、そんなワケあるか!とツッコむミリカ。
でももし、私が直也を好きと言ったらどうするつもりだったんだ?と問いかけました。
キッパリ断って、諦めてもらうつもりだったと正直に直也は答えます。
その答えに脈なしか…と気落ちするミリカですが、何度だって諦めないのが私!と気が付いたのです。
急いで直也を追いかけ、私は直也の事が好きだぞ!と告白したのでした…。
第25話
どんなに言われても
直也に告白したミリカを連れて、体育倉庫で話を聞く3人。
何度だってトライするのが私のやり方だ!と、宣戦布告したのです。
それでも諦めてほしいと頭を下げる直也に、私の頭の中は、直也でいっぱいなんだ!と言ったミリカ。
ミリカは直也の唇を奪い、絶対直也を独占してやるから!と言って去っていくのでした。
その様子を、一人の女子がこっそり見ていたのです…。
カノジョも彼女 ネタバレ 第16話〜第20話
主人公、ナオヤは高校1年生。ずっと好きだった咲に告白し、彼女になってもらうことに成功。幸せの絶頂にいた。しかし、そんなナオヤに美少女・渚が声をかける。彼女はいきなり、ナオヤに付き合ってほしいと告白を迫るのだった。渚のあまりのいい人ぶりに心が揺れるナオヤは、ある決断をする…!!まさかの選択から始まる、ネオスタンダードラブコメ!!
第16話
帰したい理由
直也が帰ってくれと説得しても、プライドを傷つけられたミリカは出て行こうとしません。
3人が困っていると、ミリカが出かけた隙にテントを撤去する業者を呼んだ直也。
いきなりすぎる!と直也を落ち着かせ、咲と渚は話を聞くことにしました。
直也は今でも二股をしているし、ミリカを好きにならない自信がないと打ち明けました。
二人だけを好きでいたいから、ミリカには出て行ってほしいとウソ偽りなく告白した直也。
その言葉を聞いて嬉しくなった二人は、ミリカ追い出し作戦に協力することにしたのです。
第17話
二人のためなら
業者が到着し、撤収作業をしている間に直也がミリカの元に会いに行きました。
何とか話を引き伸ばして足止めしようとするものの、あっという間にバレてしまいます。
テントを取り返そうとするミリカを、必死に体を張って止める直也。
ダメ男のくせにどうしてそこまでするのかを聞くと、直也は「二人の為なら何だってする!」と必死の形相で答えました。
その男らしさにキュンと来たミリカは、ますます直也に惚れこんでしまったのでした…。
第18話
ツンがデレ
絶対帰らない!とゴネ続けているミリカに困っていると、ミリカの父親が駆け付けてきました。
勝手にいなくなった娘の心配をしていた父親に、事情を正直に話す直也。
その時ミリカがミーチューバーとして活躍している事が、父親にバレてしまいました。
はしたない動画に激怒し、チャンネル削除をしようとした父親を止めたのは、なんと直也だったのです。
ミリカの努力を察し、ここは俺が守る!とミリカを抱き寄せてしまった直也。
突然の出来事にときめいてしまったミリカは大人しくなり、またな…と言ってやっと帰って行ったのでした。
第19話
やるべきこと
ミリカが直也に惚れてしまった事に気づいた咲と渚。
二人で直也の為に何が出来る考えた末、お風呂に入っていた直也に水着姿を披露したのです。
これで私たちの事をもっと好きになれば、ミリカなんて平気でしょ!と咲は言いました。
彼に色々サービスする二人ですが、やっぱり違う…と拒否する直也。
水着姿の渚は、考え事よりも私たちの事をいっぱい見てください!と必死にお願いするのでした。
第20話
ツンがデレデレ
学校に着くと、教室の前でミリカが待っていました。
ミリカと二人で話がしたかった直也は、屋上に向かいます。
改めて、君を振ってしまってゴメンと謝る直也。
直也の芯の強さを感じたミリカはまたメロメロになってしまいますが、今度はこちらから言う事があると話を始めました。
以前、父親に動画チャンネルを消されそうになった時に守ってくれてありがとう…と思い切ってお礼を言ったミリカ。
直也は素直に、君を守れて本当に良かった!と嬉しそうに返事をします。
その優しさに、ミリカはまた惚れ込んでしまうのでした…。
カノジョも彼女 ネタバレ 第11話〜第15話
主人公、ナオヤは高校1年生。ずっと好きだった咲に告白し、彼女になってもらうことに成功。幸せの絶頂にいた。しかし、そんなナオヤに美少女・渚が声をかける。彼女はいきなり、ナオヤに付き合ってほしいと告白を迫るのだった。渚のあまりのいい人ぶりに心が揺れるナオヤは、ある決断をする…!!まさかの選択から始まる、ネオスタンダードラブコメ!!
第11話
だって私は…
直也と渚の二人は、咲になんで家出したのかと聞きました。
私は直也の為に何かしてあげたいのに、それを拒否されたからだと咲は打ち明けます。
二股をしているわけだから、まずは自分が尽くさなくてはと主張する直也。
その意見を聞き、なんと渚までもが咲に同意するのです。
彼女なんだから、もっと直也を喜ばせたいの!と声を揃える二人。
真摯な意見にハッとした直也は考え直し、咲に家に戻ってきてほしいとお願いします。
咲は恥ずかしそうにしながら、いいわよ…と返事をしたのでした。
第12話
彼女と彼女
無事に咲が帰ってきて、徹夜していた直也は自室で休んでいます。
その間に、咲は趣味のゲームを一緒にやらないかと渚を誘いました。
100時間プレイしているのに、下手ですよ…という渚。
冗談ではなく本当に下手で、咲は初めて渚に勝てた優越感を覚えます。
ゲームを終えて、お互いの意外な一面を知った二人は更に仲良くなりました。
ゲームの上達の為に攻略動画を見ていると、3人の通っている高校と同じ制服が写り込んでいたのです…。
第13話
ミリカ登場
学校の体育倉庫で、例の動画を見ている3人。
誰なんだろう…と思っていた矢先、窓から侵入者が現れました。
その人物は、動画に出ていた女の子・ミリカ。
バカ正直な直也のおかげで、3人で付き合っていることがバレてしまいました。
秘密にしてもらう為に、動画やってますよね…と身バレをちらつかせ、おあいこにします。
優しくしてもらったミリカは、私もカノジョになってやる!と宣言したのでした…。
第14話
3人目!?
彼女になってやる!と言っているミリカの本心が解らず、困惑する3人。
直也はキッパリとミリカを振ってしまいました。
そこの二人より魅力的なのに、どうして振られたのか分からないミリカは必死に食い下がります。
そろそろ帰ろうか…という言葉を聞いて、3人が一緒に住んでいることを知ったミリカ。
私も一緒に住んで、直也に魅力をわからせてやる!意気込み、敷地内にテントを張って住み始めたのでした…。
第15話
絶対出て行かない
人の敷地内でテント生活を勝手に始めたミリカ。
私の魅力を伝えるまでは絶対帰らない!と決意は固いようです。
しかし、その日の夜は雨が降っていたのです。
ミリカは動画で生活費を稼ぎながら通販を駆使し、意地でもテント生活をやめずに一日を切り抜けました。
サバイバル生活に自信がついたミリカは、余計に帰らなくなってしまったのでした。
カノジョも彼女 ネタバレ 第6話〜第10話
主人公、ナオヤは高校1年生。ずっと好きだった咲に告白し、彼女になってもらうことに成功。幸せの絶頂にいた。しかし、そんなナオヤに美少女・渚が声をかける。彼女はいきなり、ナオヤに付き合ってほしいと告白を迫るのだった。渚のあまりのいい人ぶりに心が揺れるナオヤは、ある決断をする…!!まさかの選択から始まる、ネオスタンダードラブコメ!!
第6話
幻滅されたくない
3人で雑談中の時の事。
ふと咲が、渚ってどこのクラス?と聞きました。
渚は二人と同じB組ですが、直也に告白するために学校を休んでいたと告白します。
直也は責任を感じ、急いで渚に勉強を教え始めました。
因数分解の問題を出されますが、解けない渚。
幻滅されたくないという思いからトイレに籠もり、必死にスマホで理解しようとします。
あまりにも長い間トイレから出て来ないので、心配する二人。
やっと自信がついて問題を解きますが、正解できませんでした。
直也に励ましてもらうけれど、余計恥ずかしくなった渚はまたトイレに籠もるのでした…。
第7話
バレたくないから
学校に行こうと家を出る3人。
この関係を続けたければ、他の人には絶対秘密だよと言う咲に、二人はしぶしぶ了承します。
教室で渚と初めて会った風に接する直也ですが、次第に渚を不憫に思うようになりました。
我慢できず教室で秘密をバラしそうになる直也を、グーパンチで黙らせる咲。
屋上に避難してケンカが始まりますが、見かねた渚が止めに入りました。
そして二人に手作り弁当を手渡し、私は一人で食べますので…とその場を去ろうとします。
罪悪感が芽生えた咲は、ゴメン!と言って、学校ではこっそり仲良くしましょうと言いました。
第8話
3人の場所
学校にいる時は、3人でこっそり仲良くする場所を決めましょう!と言い出した咲。
お弁当を食べる時は3人だねと話し合い、一緒に食べる場所を探し始めます。
しかし渚が提案する場所は、食事には向かない場所・トイレばかり。
体育倉庫は?と提案した直也に、私のわがままで大変な思いをさせたくない…と言う謙虚な渚。
そもそも俺のわがままで二股関係なんだから!と言って、3人は体育倉庫に忍び込みます。
仲良くお弁当を食べ始め、やっぱり3人でお弁当食べたいです!と渚は言うのでした。
第9話
捨てられたくない
渚の作った手作り弁当を美味しそうに食べる3人。
完成度の高さに、ライバルながらもすごいよね!と褒めてしまう咲。
その時咲は、…あれ?私って直也のために何もしてないかも?と気づきました。
直也との関係に危機感を持った咲は、直也の為に尽くそうとしますが失敗に終わります。
もうこれしかない…!と決意した咲は、夜になって直也のベッドに忍び込みました。
しかし、渚とも約束していた直也は咲の誘いを断ります。
咲は泣きながら部屋を飛び出し、置き手紙を残して実家に帰ってしまったのでした。
第10話
帰って来てよ
隣の実家に帰った咲を、直也は心配していました。
渚は二人っきりのチャンス…と思いましたが、咲を説得するために徹夜で頑張る直也の姿を見て考えが変わります。
思わず、彼女が私一人じゃだめですか?と聞いてしまう渚。
しかし直也は譲らず、二股生活をするなら二人とも諦めないと決めたんだ!と言います。
真っ直ぐで優しい姿に感動した渚は、咲の見ている前で直也の腕に胸を押し付けたのです。
その光景に驚いて飛び出してきた咲と、説得できるようになったのでした…。
カノジョも彼女 ネタバレ 第1話〜第5話
主人公、ナオヤは高校1年生。ずっと好きだった咲に告白し、彼女になってもらうことに成功。幸せの絶頂にいた。しかし、そんなナオヤに美少女・渚が声をかける。彼女はいきなり、ナオヤに付き合ってほしいと告白を迫るのだった。渚のあまりのいい人ぶりに心が揺れるナオヤは、ある決断をする…!!まさかの選択から始まる、ネオスタンダードラブコメ!!
第1話
それが正しい道じゃなくても
高校一年生の向井直也には、最近彼女が出来ました。
お相手は、同じクラスの佐木咲という女の子。
今日も一緒に帰る約束をして屋上で咲を待つ直也に、一人の女の子が声を掛けてきました。
そしていきなり、あなたが好きです!と直也に告白した、水瀬渚。
正直者の直也は、そんな健気な渚を振るなんて出来ない!と本心を伝えます。
今から咲のところに行って、二股していいか一緒に聞きに行こう!と提案する直也。
渚は驚きますが、申し出を了承するのでした…。
第2話
二股交渉
部活帰りの咲を見つけた二人ですが、咲は直也と一緒にいた渚に一目ぼれします。
3人で一緒に遊びに行き、渚の手作り弁当まで食べた咲は、思わず付き合いたい!と言ってしまうくらいゾッコンでした。
今がチャンスとばかりに、咲に二股交渉をする直也。
その申し出に空気は凍りつき、咲は直也の顔をグーで殴り飛ばしました。
有り得ない!と激怒する咲ですが、自分の心に嘘をつきたくない直也は必死に食い下がります。
遂には渚も加わり、最後には土下座した直也。
いつか二股してよかったと言わせてみせる!と言った直也に根負けし、咲は二股を公認するのでした…。
第3話
アレの問題
無事二股が公認され、直也はお互いの事を良く知るために3人で暮らそう!と提案しました。
初めは乗り気ではなかった咲ですが、家事の出来る直也と渚のおかげで快適生活です。
咲がゆっくりお風呂に浸かっていると、渚が後から入ってきました。
直也と咲は、恋人としてどのくらい進んでいるのかという話題が出た時、ピンときた咲。
二股っていう事は…エッチなことも3人で?!と直也を問い詰めます。
さすがに3人は諦めるけれど、どちらかも選べないからエッチなことは我慢すると言う直也。
残念なの?と言う直也に、そんな訳ないでしょ!と強がる咲なのでした。
第4話
疑惑の夜
夜になり、そろそろ寝る時間。
布団を3つ敷いて準備万端の直也ですが、咲はなんだか疑わしげな視線を二人に向けていました。
その気になれば直也も渚もエッチなこと大歓迎な事を知って、面白くない咲。
絶対寝ている時に手を出すつもりだな…と思った咲は、先に寝たふりを始めました。
予想通り、積極的な渚が直也の布団の中に入っていくのを聞いてしまいます。
しばらくすると、渚が気持ちよさそうに喘ぐ声までしてくるではありませんか!
我慢しきれなくなった咲は飛び起きますが、実際は手を握っていただけの二人。
自分の勘違いに恥ずかしくなった咲は、私も直也の布団に入る!と言って寝転がったのでした…。
第5話
渚の気持ち
早朝に目が覚めてしまった渚。
予想外の二股生活を満喫しながらも、謙虚に3人の仲が続けばいいのに…と考えていました。
だけど、いつかはライバルになるであろう咲の事も気になります。
悪いとは思いつつも、寝ている咲のスマホを見てしまう渚。
スマホの検索履歴はエッチについて調べている事がほとんどで、渚は見ちゃいけないヤツだった…と後悔しました。
その現場を起きた二人に目撃され、咲は恥ずかしさで顔を真っ赤にします。
どんな咲でも受け入れるから!と説得する直也を殴り飛ばし、寝て忘れよう…と布団をかぶり直す咲なのでした…。
『探偵はもう、死んでいる』4巻ネタバレ解説
夏凪と君塚、「シード」討伐の手がかりを求めてロンドンへ
渚と君彦はSPESの親玉・「シード」の手がかりを求めてロンドンへと旅立ちます。アンドロイド・シエスタが言うには、ロンドンのシエスタ宅にあるのは「君彦が今必要な情報」とのことです。
机の引き出しの「鍵」を手に、飛行機へと乗り込みます。旅立つ前、暗殺者・風靡にシエスタを生き返らせるためには「この世界の全てを知っている」調律者の「巫女」ミア・ウィットロックに会う必要があると言われていました。そのため、この旅には「巫女探し」という目的も含まれています。
そんな中、道中の飛行機で「お客様の中に探偵はいませんか?」という“4年前と同じ”放送が流れました。放送をしていたのは巫女からの使い・オリビア。彼女からヒントを得た2人は、巫女の元に向かいます。
シエスタからの手紙
ロンドン到着後、巫女に会うために倒さなければならない怪物・メドゥーサを無事に倒し、巫女・ミアと会います。彼女は君彦に「シエスタが生き返る可能性は確かに存在する」と告げました。
君彦は希望を胸に、シエスタ宅まで赴いてシエスタが残した手紙を読みます。そこに書かれていた最初の文字は「バカか、君は」でした。いつもの調子で始まった手紙でしたが「探偵の使命を継いだ私の遺志はまた、次の戦う者へと受け継がれる」などきちんと遺言も書かれていました。
「早く起きてこい、シエスタ」と君彦はつぶやきます。そして手紙のヒントを元に、SPESが昔使用していたアジトがある島に向かうことになるのでした。
「世界の敵」との交戦
君彦と渚は、ミアの「24時間以内にシードが日本に襲来する」という予言を聞き、手紙を読んだ後に急いで帰国します。かつてSPESのアジトであった施設に到着した2人は、シードの弱点に関する「あるヒント」を得ることができました。それは「シードが太陽の光に弱い可能性」という仮説。
その頃、予言通り襲来したシードに斎川がさらわれてしまいます。斎川と一緒に行動していたコウモリは寝返り、斎川を救うべくシードと戦うのです。
コウモリは耳の触手をシードに巻き付け、自分もろとも爆破。爆破しても再生するシードに「お前を燃やすのは――太陽だ」と言うと、天井から太陽光をのぞかせます。
しかし君塚とシャーロットは深手を負い、斎川はシードにさらわれてしまうことに。コウモリと渚は奮闘の後に死亡。君塚が目を覚ました時、探偵代理はもう、死んでいたのです。