バーベキューにおすすめの食材!
バーベキュー初心者の人は「肉と野菜を焼くだけの簡単なもの」と思っているかもしれませんが、みんなで楽しむなら食材選びから調理法などに気を付けましょう。BBQに向かない食材や、焼き方の工夫で美味しくなるものなど基礎知識とバーベーキューのおすすめ食材をご紹介します。
バーベキュー食材は前日の下ごしらえで準備万端に
バーベキューの食材は、前日に下ごしらえを行うことで当日作業がスムーズになります。
肉・野菜はどのくらいの量が必要?
食材の量はバーベキューの悩みどころですよね。お肉に関しては、男性300g/女性200gが摂取量の平均と言われていますので、男女別に人数と量を掛け算で計算して目安にしましょう。
野菜の場合は、種類を豊富に少量ずつ用意するのがおすすめです。参加人数にもよりますが、5人なら各野菜1-2個ずつでちょうど良い量になります。
肉・野菜の下ごしらえ方法
お肉の下ごしらえは、カット・味付けなどです。味を染み込みやすくするために、たたいたりして繊維を柔らかくしてたれに一晩漬けこみましょう。
野菜の下準備は、洗う・カット・茹でるなどです。火の通りにくい根菜などは電子レンジでチンもしくは茹でておきましょう。
バーベキューの野菜のカットでは輪切りが映えますが、厚さを薄くして火の通りが早くなるように工夫しましょう。
バーベキューのおすすめ食材
バーベキューは、みんなで集まって肉や野菜を焼いて食べる以上の楽しみを味わえるイベントです。
そんなバーベキューをもっと楽しむために、ここではおすすめ食材をご紹介します。
おすすめ食材【肉編】
- 牛肉(サーロインステーキ)
- 牛肉(カルビ)
- 牛肉(ロース)
- 牛肉(タン)
- 豚肉(ロース)
- 豚肉(スペアリブ)
- 豚肉(バックリブ)
- トントロ
- 鶏モモ
- 鶏ムネ
- 手羽先
- 骨付きラム
- ラムモモ
- ウインナー・ソーセージ
大きく分けて、牛・豚・鶏・羊ですね。ラム肉はクセがあるので、たれに漬け込んでみんなが食べられるように工夫しましょう。
そのほかの肉類は、塩コショウで焼いてその場でカットしてもOK!バーベキューでは見た目に豪快な方が盛り上がります。
肉の焼き方は数種類試してみて
- 直火焼き(網に直接肉を置いて焼く調理法)
- 間接焼き(遠赤外線を利用して食材を焼く調理法)
- 燻製(スモークチップを燃やして、煙を利用する調理法)
- あぶり焼き(ローストとも呼ばれる)
など、焼き方は様々で、それによって味わいも変わります。お肉に合わせて様々な焼き方を試してみましょう。
おすすめ食材【海鮮編】
- エビ
- ホタテ
- 牡蠣
- サザエ
- アワビ
- はまぐり
- イカ
- タコ
- 鮭
- ホッケ
- 鯛(かま焼き)
女性に人気の魚介類。魚のかま焼きもバーベキューならではの豪快さがあっておすすめです。
身崩れしにくいように注意
海鮮系の食材を選ぶときは身崩れしないように、選び方や焼き方に注意が必要です。
小ぶりの貝やイカ・タコなどは網のすき間に落ちやすいので、アルミホイル・鉄板を使うようにしましょう。
おすすめ食材【野菜編】
- ピーマン
- パプリカ
- アスパラガス
- ししとう
- ナス
- ズッキーニ
- しいたけ
- エリンギ
- ジャガイモ
- 玉ねぎ
- かぼちゃ
- サツマイモ
- にんにく
- トウモロコシ
- たけのこ
野菜は炭火焼きか丸焼きがおすすめです。鮮やかな野菜についた焦げ目が食欲をそそります。
玉ねぎなどの大きめな食材はホイル焼きにすると、開けたときの楽しみが生まれます。
野菜を丸焼きにしてみる
初心者の方は、野菜をすべて薄切りにしてしまうことがありますが、実は、バーベキューだからこそ丸焼きにすると美味しい野菜もあります。
ピーマンやナス、玉ねぎ、とうもろこしなどは、丸焼きにすると豪快な焼き上がりになるだけでなく、甘みが増したりします。
おすすめ食材【炭水化物編】
- ごはん
- パン
- 焼きそば
案外忘れがちな炭水化物。ごはんや麺は焼いたり炒めたりできてアレンジ自在ですし、パンは食材をさんでも美味しいですよ!
持ち寄りなら「サラダ・おにぎり・パン」があると重宝する
持ち寄りで食材を持参するバーベキューで、意外と抜けがちな炭水化物。
お肉を味わっていたらご飯が食べたくなることがあるからです。また、さっぱりしたサラダがあると箸休めになります。
おにぎりは余ったら焼きおにぎりにしても香りが立って美味しいですし、またバターやガーリックをふんだんに使った料理を食べるときはパンがあると嬉しいですよね。
おすすめ食材【デザート編】
- マシュマロ
- リンゴ
- バナナ
- サツマイモ
バーベキューのデザートの定番マシュマロ!串にさして直火焼きでとろける美味しさです。
リンゴやバナナといったフルーツは丸焼きにしましょう。甘みが増して最高の味わいに!
チョコやはちみつなどでひと味プラス
マシュマロやバナナにはチョコをかけたり、クラッカーではさむのも◎
リンゴやサツマイモにはちみつをかけたら、さらに甘さが増してお子さんも喜びますよ。
おすすめ食材【変わり種編】
- チーズ
- トマト
- 調味料(オリーブオイル・マスタード・ワサビ・ポン酢)
- ポップコーン
チーズはとろけるチーズやカマンベールチーズなど、食材に合いそうなものを選びましょう。トマトは肉やその他野菜と一緒に焼いたりすると、アツアツとフレッシュの良いコントラストが生まれます。
アヒージョやパンに使えるオリーブオイルや便利な調味料類もおすすめ。ポップコーンはデザートにもなりますよ。
アレンジ料理を楽しもう
網焼きのシンプルなバーベキューでも、工夫次第で様々なアレンジ料理が可能です。
例えば、チーズを網の上で溶かして、焼いた野菜を絡めて食べるチーズフォンデュはバーベキューばらではのスタイル。
また、網の上で溶かしたバターにガーリックを絡めてガーリックバターを作り、焼いたエビをつけて食べるガーリックシュリンプなど、簡単な調理で出来上がるアレンジ料理がおすすめです。
バーベキューの食材調理の注意点
バーベキューはシンプルな料理だから大丈夫!なんて侮っていると、思わぬ失敗をしてしまうことがあります。
シンプルな調理方法だからこそ、初心者は注意点に気を付けて食材・レシピを選びましょう。
火加減の難しい食材を使わない
バーベキューは、沢山の人たちと調理を共有しながら作るものですから、火加減が難しい食材は避けた方が無難です。
バーベキューで一般的となる炭火を使った調理法は、実は初心者には火加減が難しいため、食材を選びがち。
お肉でも手羽先などがバーベキューでは難しい食材で、弱火でじっくり焼くようなものは向かないでしょう。
せっかくこだわりの食材を購入しても、うまく調理できなかったり、1人で調理場を長く占領したりするのではせっかくの仲間とのバーベキューも台無しです。
- 肉類:脂肪が多いものは避けた方が無難です。脂肪が多いと、焦げやすいため調理や火加減を選びます。
また、地鶏は初心者には火加減が難しく固くなりがちなので、できれば避けた方がいいでしょう。 - 野菜・果物類:旬の野菜を選びましょう。旬の野菜であれば、シンプルに焼くだけで美味しく、調理も簡単です。
果物を持参する場合も、旬の果物なら値段も手頃で味も抜群です。
シンプルな調理ができるレシピを選ぶ
バーベキューは、沢山の人たちと調理や食事を共有して楽しむことが醍醐味です。
だからこそ、手の込んだレシピでは時間がかかりすぎたり調理場でずっと調理の必要が生じたりと、せっかくのバーベキューが楽しめなくなってしまいます。
みんなで楽しく作れるような調理が簡単なレシピを選びましょう。