年収が高くなくてもお金はしっかり貯められる?お金が貯まる人の3つの習慣

習慣3 「投資」にお金を使っている

お金が貯まる人は、お金の「使い方」にも特徴があります。決してお金を「使わない」のではなく、「上手に使う」のです。

お金の使い方には3種類あります。「浪費」「消費」「投資」の3つです。

浪費…無駄遣い
消費…生活のために必要なもの
投資…払う金額以上の価値を期待する使い方
このうち、出来るだけ「浪費」はカットし、同時に「投資」を増やす努力をしましょう。モノを買うときや支払うときに必ず「それ以上の価値があるか」を確認し、「ある」と判断できたものだけにお金を使うのです。特に「自己投資」を意識的に増やすと自分自身のスキルがアップし、将来の年収アップにも繋がる可能性もあります。 本を読んで知識を増やしたり、資格をとったり、語学を学んだり…積極的に自己に投資し、自分をブラッシュアップし続けることにより、収入が増え貯蓄もしやすくなります。

また、貯蓄だけではなく、資産運用としての「投資」を行う人は、資産をさらに「増やし」、お金が大きく貯まる可能性があります。つみたてNISAやiDeCoなど、税金が優遇されてお金を増やしやすい制度もありますので、つみたてNISAなら月々1,000円、iDeCoなら月々5,000円から「投資」することができます。

30年間毎月1万円を、定期預金(年0.1%)で積み立てた場合と、投資信託(年3%複利運用)で積み立てた場合を比べてみましょう。

定期預金(0.1%)…約365万円(元本360万円)
投資信託(3%)…約580万円(元本360万円)

比較すると同じ額の積立でも「投資」するかしないかで200万円以上の差が開いています。 運用成果にもよりますが、将来の資産の差は資産運用するかしないかで大きく開くことがわかりますね。

※ 毎月1万円を360カ月、年利率3%(月複利)、税引なしで積み立てた場合の試算です。この計算は例示をもって理解を深めるためのものであり、手数料を考慮していないため、実際の取引結果とは異なります。また、投資信託には価格変動リスク、元本割れのリスクがあり、上記試算は将来の成果をお約束するものではございません。