【秋が旬のお魚5選】主な栄養素とオススメの食べ方は?

鯵(アジ)

鯵
アジの名前の由来は一説には「味がいい、味が良さ」からアジと呼ばれるようになったとか。

そんな味のよいアジには、EPADHAという2つの栄養素が豊富に含まれています。

これらの栄養素を効率的に摂る方法は、刺身だそうです。脂ののったアジをぜひ刺身で楽しんでくださいね。

秋刀魚(サンマ)

サンマ
サンマの名前の由来は、細長い魚を意味する「サマナ」が時が経つにつれ変化し、サンマと呼ぶようになったとか。漢字については、体が刀状で秋の代表的な魚であることから秋刀魚という漢字が当てられたと言われています。

サンマにはDHAEPAの他に、良質なタンパク質、カルシウム、ビタミンAなどが含まれています。

さんまの効果的な食べ方は、大根おろしと一緒に食べることだそう。大根おろしにはビタミンCが豊富に含まれています。

鰹(カツオ)

カツオ
カツオの名前の由来は、「カタシ(堅し)」にカタに「ウヲ(魚)」で「カタウヲ」となり、「カツヲ」と呼ばれるようになったとか。鎌倉時代までは低級な魚として扱われ、主に干し固めて食用とされていたことや、身がしまっていること、万葉集にも「堅魚」として表記されていることから、この説が有力とされているそうです。

カツオの旬は春と秋。秋のカツオは「戻りカツオ」と呼ばれ、春のカツオと違いエサをたっぷりと食べているので魚体も一段と大きく、脂がのってとても美味しく、「トロカツオ」などと呼ばれることも。

そんなカツオは、全体の1/4をタンパク質が占め、血合いの部分にはビタミンB12ナイアシン、鉄、タウリンが豊富に含まれています。夏疲れが残っている方には嬉しい魚ですね。

鮪(マグロ)

マグロ
マグロの名前の由来は、目が黒いことから「眼黒(マグロ)」、海を泳いでいるときの背が真っ黒な小山に見えることから「真黒(マグロ)」と呼びだしたという説があります。

マグロには、DHAEPAの他に鉄分やビタミン12、ビタミンB6、カリウムなどが含まれています。

鮎(アユ)

アユ
アユの名前の由来は、産卵で川を下る姿から「こぼれ落ちる」という意味の「あゆる(零)」からきているとされることが多いそうです。

アユは夏が旬のイメージが強いかもしれませんが、実は秋も旬なんですよ。この時期の鮎は「落ち鮎」と呼ばれ、お腹に卵を持っていることが特徴的です。一度食べてみたいですね。

そんなアユには、カルシウムが多いと言われている真イワシの約3倍の量のカルシウムや、ビタミンD、タンパク質、オメガ3脂肪酸、ビタミンA、ビタミンEなどが含まれています。ビタミンEの含有量は魚の中でもトップクラスだそうですよ。

アユのオススメの食べ方は、一匹丸ごとの塩焼きです。アユは捨てるとこがないと言われるほど、全身に栄養がつまった魚です。天ぷらなども人気ですが、油で揚げる調理法は高カロリーになってしまうので、摂取カロリーを気にするなら、塩焼きの方がよいと言えるでしょう。

おわりに

マグロなど年中食べられているイメージがある魚ですが、実は旬があるんですよ。栄養素がたくさんつまった魚が、旬で脂がのってさらに美味しくなり、もう食べるしかないっていう気持ちになりますよね。旬の時期は他のシーズンより安くなる傾向があるので、ぜひこの時期に食べてくださいね。