『探偵はもう、死んでいる』4巻ネタバレ解説

夏凪と君塚、「シード」討伐の手がかりを求めてロンドンへ

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渚と君彦はSPESの親玉・「シード」の手がかりを求めてロンドンへと旅立ちます。アンドロイド・シエスタが言うには、ロンドンのシエスタ宅にあるのは「君彦が今必要な情報」とのことです。

机の引き出しの「鍵」を手に、飛行機へと乗り込みます。旅立つ前、暗殺者・風靡にシエスタを生き返らせるためには「この世界の全てを知っている」調律者の「巫女」ミア・ウィットロックに会う必要があると言われていました。そのため、この旅には「巫女探し」という目的も含まれています。

そんな中、道中の飛行機で「お客様の中に探偵はいませんか?」という“4年前と同じ”放送が流れました。放送をしていたのは巫女からの使い・オリビア。彼女からヒントを得た2人は、巫女の元に向かいます。

 

シエスタからの手紙

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ロンドン到着後、巫女に会うために倒さなければならない怪物・メドゥーサを無事に倒し、巫女・ミアと会います。彼女は君彦に「シエスタが生き返る可能性は確かに存在する」と告げました。

君彦は希望を胸に、シエスタ宅まで赴いてシエスタが残した手紙を読みます。そこに書かれていた最初の文字は「バカか、君は」でした。いつもの調子で始まった手紙でしたが「探偵の使命を継いだ私の遺志はまた、次の戦う者へと受け継がれる」などきちんと遺言も書かれていました。

「早く起きてこい、シエスタ」と君彦はつぶやきます。そして手紙のヒントを元に、SPESが昔使用していたアジトがある島に向かうことになるのでした。

 

「世界の敵」との交戦

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君彦と渚は、ミアの「24時間以内にシードが日本に襲来する」という予言を聞き、手紙を読んだ後に急いで帰国します。かつてSPESのアジトであった施設に到着した2人は、シードの弱点に関する「あるヒント」を得ることができました。それは「シードが太陽の光に弱い可能性」という仮説。

その頃、予言通り襲来したシードに斎川がさらわれてしまいます。斎川と一緒に行動していたコウモリは寝返り、斎川を救うべくシードと戦うのです。

コウモリは耳の触手をシードに巻き付け、自分もろとも爆破。爆破しても再生するシードに「お前を燃やすのは――太陽だ」と言うと、天井から太陽光をのぞかせます。

しかし君塚とシャーロットは深手を負い、斎川はシードにさらわれてしまうことに。コウモリと渚は奮闘の後に死亡。君塚が目を覚ました時、探偵代理はもう、死んでいたのです。