カノジョも彼女 ネタバレ 第37話〜第38話

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主人公、ナオヤは高校1年生。ずっと好きだった咲に告白し、彼女になってもらうことに成功。幸せの絶頂にいた。しかし、そんなナオヤに美少女・渚が声をかける。彼女はいきなり、ナオヤに付き合ってほしいと告白を迫るのだった。渚のあまりのいい人ぶりに心が揺れるナオヤは、ある決断をする…!!まさかの選択から始まる、ネオスタンダードラブコメ!!

 

第37話

目覚めて直也

 

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旅行の一件依頼渚も積極的に直也へとアピールをするようになっていました。
咲は、自分はどうやって直也にアピールをすればいいのかと焦燥感を感じています。
複雑な気持ちを抱えたまま実家へと帰ってきた咲は、そこで母親と対面しました。
夏服を取りに来ただけだという咲に、彼女の母は笑顔で「直也くんと仲良くやってる?」と尋ねます。
その言葉にドキン!としてしまう咲をみて、母親は嬉しそうにこう尋ねました。
「じゃあ直也くんとヤってる?」
「おい親!!」
さすがに直球すぎる質問だったため、咲は怒りながら突っ込むのでした・・・
はえっちなことに興味津々だと思ったのに・・・とつぶやく母親を睨みつけますが、さすが先の母親、言葉がとまりません。
「もしかしてまだ?キスも?」
成り行きのまま、咲と直也がどこまで進展したかを質問され、咲は素直に答えてしまいます。
好きな女性と一つ屋根の下で暮らしておきながらキスもしていないと聞いた咲の母は、直也に性欲がないのではないかと悩み出してしまいました。
「だってこんなに可愛い咲と一つ屋根の下で我慢できる!?」
咲の母親はかなりの親バカなようで、咲の魅力を全て理解していたのです・・・!
バスケでひきしめられている咲の魅力的な体!
美しく整えられ、伸ばされたロングヘア!
眩しいほどの爽やかな笑顔!
直也は咲が魅力的だからこそずっとアタックをし続けてきたのだと力説する母親をみていると、咲もまんざらでもなくなってきます。
そして、えへへ・・・と照れ笑いを浮かべながら自分は特別可愛いのかもと錯覚し始めました。
「でもだとすると、確かに直也は冷静すぎる・・・私・・・このままじゃ一生・・・!?」
一生処女のまま人生を終えるのではないか!?
そんな恐怖に咲が支配されたのをみた彼女の母は、大丈夫!と豪語します。
咲のうちなる愛らしさをもっと直也に認識させれば問題は解決するはず!そう語る彼女はいい案があると咲にいいました。
そしてその日の夜・・・
リビングで勉強をしていた直也のもとに、咲がやってきました。
「渚ちゃん、もうねた?」
「うん、さっき・・・」
渚が不在であることを確認した咲は、直也の前へと姿を表しました!
バニーガールの衣装を着て!
「なんで!?」
突然彼女がバニーガールの服を着て登場したため、直也は驚き、咲はその直也の反応に驚きました!
「もう!どうしたの!直也ったら!」
そういって仕切り直そうとした咲は、その場に座り込むと、片足を開きわずかに誘うようなポーズとなり、いいます。
「興奮してるの・・・?直也・・・」
「むしろ動揺してるよ!」
あまりにスッパリとつっこまれてしまったため、咲はショックを受けたようです。
「なんで!?私的にもいけると思ったしお母さんもいけるっていったのに!可愛くなかった・・・!?」
震えながらうさみみをひっぱり、上目遣いでそう聞いてくる咲に、直也は「めちゃくちゃ可愛い・・・」と素直な感想を口にします。
その言葉に上機嫌となった咲は、直也の前にいそいそとちかよると、ニコニコと微笑みました。
「バニーガール・・・好きだ・・・」
咲の体をじっくりと観察しながら直也がそう感想をのべたため、咲は笑顔でとんでもないことを提案してきます。
「押し倒したくなった?」
「しないよ!」
咲の言葉にそういうことはしないと約束してる!と必死に否定をする直也・・・
そんな彼を見て咲は「当然のように約束守るのも嫌!めちゃくちゃ興奮しつつギリギリ我慢して!」と叫び、直也に馬乗りになりました。
困惑する直也でしたが、咲の着ているバニーガールの衣装が剥がれそうになったのを止めようと、両胸を手で押さえます!
その瞬間、うっかり彼女の胸を手で触ってしまうことになり、咲は真っ赤になり直也を殴りつけました!
「興奮しても我慢してっていったのに!」
そういって直也をみる咲は、どこかニヤニヤと嬉しそうです・・・
「バニーガールに興奮する変態!」
ニヤニヤ笑いをおさえきれないまま、咲はそういうと自分の部屋へと走っていってしまいます。
後にのこされた直也はポカン・・・としながらも、咲ちゃんが幸せならそれでいいか・・・と納得するのでした。

 

第38話

それなら私は

 

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ほくほくと嬉しそうな様子の咲をみて、渚は不思議そうな表情に・・・
「咲さん、何かいいことがあったんですか?」
渚の言葉に咲は特になにもないといいますが、明らかに上機嫌な様子です・・・
おかしいと思っていた渚は、偶然ランドリースペースに放置されていたバニーガールの衣装を発見してしまいました!
「昨日の夜なにがあったのー!!」
渚は直也が1人でいる時間を見計らい彼に問いただします。
「昨日・・・咲さんとどうだったんですか」
そういいながら、渚はバニーガールの衣装をつきつけました!
「あ!・・・特別なことはなにも・・・でもバニーは非常に良かった!」
正直にそう告白してきた直也に渚は驚いた後、なるほど・・・と返事をします。
そして、直也に矢継ぎ早に質問をします!
「コスプレが好きなんですか!?」「咲さんにかわいいっていいましたか!?」
納得できるまで質問を続けた渚は、直也がコスプレを好きかもしれないと確信したのか自分の部屋と戻りました。
・・・そして、渚はメイド服姿を直也に披露して見せます!
「なんで持ってるの!?」
驚いた直也の言葉に「で、出来心で・・・!」と答える渚でしたが、その姿はとてつもなく可愛く、直也は釘付けになってしまいます。
「ご主人様っていってみて欲しい」
真剣な瞳でそう頼まれた渚は、顔を真っ赤にしながら「ご主人様・・・」とつぶやきました。
「なんて可愛いメイドさんなんだ!」
その言葉に喜びを感じた渚は、メイドのように甲斐甲斐しく直也の世話を焼き出します!
「お茶いれます!ご主人様!」
「肩お揉みします!ご主人様!」
ご奉仕を受けた直也はすっかり渚のメイド姿が気にいったようでした。
「週一でメイドになってほしい」
直也はそう渚に頼み込みました。
「あまりにもメイドさんが可愛くて、これっきりなんて辛すぎる・・・」
自分が可愛いと言われて嬉しい渚は、抱きしめてくれるならやってもいいといいました。
それをきいた直也は渚をしっかりと抱きしめます・・・
その日の夜、メイド服を脱いだ渚でしたが、うっかりご飯のおかわりをつごうとしたときに・・・
「おかわりいりますか?ご主人様」
「あ、うん」
2人のやりとりをぼーっとみていた咲は「ご主人様!?」と驚くのでした。